2011年8月25日 (木)

ベルギー旅行記7~ブリュージュに移動!

●ブリュッセル2泊した後に、ベルギー国鉄trainでブリュージュに移動です。

私たちは、出発前に日本にいる間に、ブリュッセル=ブリュージュ間の往復切符ticketをインターネットで購入しておきました。
でも、実際に行ってみると、現地で購入してもよかったなと思いました。もちろん、どんなに少額であっても、クレジットカードOKです。

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ちなみに、ベルギーの鉄道は、切符の販売は、近距離・遠距離を問わず、基本的に窓口で手売り販売のようです。自販機もありましたが、窓口に行列ができていました。

移動日が日曜日だったせいか、車内はまぁまぁ混んでいます。ブリュージュは、ブリュッセル在住の人たちにも、日帰り観光地になっているようです。

車内から見る風景は、畑や牧草地。ときどきariestaurusも見えて、まさに気分は、世界の車窓から。

●国鉄のブリュージュ駅から市内中心部までは、路線バスbusで行きました。

ホテルがマルクト広場周辺であれば、マルクト広場を経由する路線バスの本数は多いので、タクシーを利用する必要はありません。もちろん、自分で荷物を運ぶ体力があるという前提で。

ただ、市街地は、ほとんど石畳で、トランクの車輪は相当ガタガタいいます。
ハイヒールboutiqueはやめたほうがいいと言われるのも、よく分かります。

路線バスのチケットは、自販機で購入するよりも、バス停留所にある窓口で買ったほうが安いそうです。真偽は定かではありませんが、ほかの観光客の方から、そう教えられました。

●マルクト広場に到着すると、観光客でいっぱい。

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地球の歩き方のQ&Aには、ブリュージュは、日本における「京都」に当たると書いてありましたが、たしかに、観光シーズン時期のこの混み具合は、そっくりです。

ちょっと意外だったのは、市街の通り、レストランrestaurantやカフェbeer、運河クルーズshipは、観光客であふれていますが、美術館や教会の中は、そんなに混んでいないこと。街歩きshoeを楽しむ人たちのほうが多いようです。

写真は、マルクト広場東側の州庁と郵便局。こういう中世の街並みだから、目的もなく歩いているだけでも楽しい。

●私たちは、1日目(移動日の午後)に美術館artや教会を見て、2日目(美術館が休みの月曜日)にダムDammeまでサイクリングbicycle、3日目(ブリュッセルへの移動日)の朝に鐘楼bellに登る、という計画を立てました。

さぁて、実際の観光は、どうだったでしょう?

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2010年1月 3日 (日)

トルコ旅行記15~旅のおわりに

6泊8日のトルコ旅行で2都市だけの滞在でしたが、楽しかった。

トルコのいちばんの魅力は、何だったのかな。欧米ほどには日本にあまり情報が入ってこない風景と適度な異文化に触れたこと、そして、食事がどれもこれも美味しかったことかな。

Imgp0187 「適度な」異文化というのは、イスラムの国なのに厳しい戒律はないし、ホテルや観光地で過ごしている限り、生活習慣の相違をさほど気にしないで済むということです(それが海外旅行をする態度として正しいかどうかは別として)。ちょっと楽しみにしていたトルコ式トイレを使ったのも、1回だけでした。

シーズンオフだったせいか、それなりに警戒していたせいか、変な客引きや詐欺師にも会わず(正確には、会ったけれども引っかからず)、嫌な思いもしなかったので、悪い印象はありません。商人の街、観光の街らしく、ホテルでも飲食店でも商店でも、総じてまっとうな対応でした。

時間不足で見られなかったジャーミィもあるし、世界遺産で見ていない場所もたくさんあるので、もう一度トルコ旅行には行きたいな、と思います。

そのときには、初期キリスト教や東方キリスト教、イスラム教の知識があると、より楽しめるかもしれない。ヨーロッパで教会見学をするときのキリスト教の知識では、全然足りない。

それから、2月のトルコ旅行も楽しめましたが、やはり寒いし、天気が悪すぎる。東京よりもずっとずっと寒い。次は青空のボスポラス海峡を見たいので、温かい季節に行きたいです。

トルコ旅行に行こうかどうか迷っている方、トルコはお薦めです。行って損はありません。

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トルコ旅行旅行記14~イスタンブール観光4日目(最終日)

●イスタンブール4日目は、午後2時までの半日観光。トプカプ宮殿と地下宮殿に行きました。

トルコ最終日だと言うのに、朝からみぞれ混じりの雨で、ホカロンを2つ付けても超寒い。午後には帰国便に乗ることもあり、ふつうのスニーカーを履いて観光しましたが、雪靴にすればよかったと後悔しました。2月のトルコは侮れません。

●トプカプ宮殿は、広く大きく豪華で壮麗で・・・

最初から半日観光と決めていたので(加えて、09年2月現在は「スルタンの調理場」が閉館していましたので)、何とか半日で見終えました。が、私たちのいつもの博物館見学の調子でゆっくり見ていたら、1日あっても到底見終えることはできません。

できれば、ここでも、陳舜臣さん片手にじっくり見たかったなぁ。

Dscf3018_3 これでもかこれでもかと、美しいイズニックタイルの部屋が次々と出現れます。四角いタイルの連続模様はもちろん、とくに「生命の樹」をモチーフとしたタイルはすばらしい。どれだけ見ても美しいものは美しいのですが、お腹いっぱいという感じも。

個人的には、果物の間(アフメット三世の食堂)の壁画、図書館の螺鈿?をほどこした本箱の扉(地味だけど)がお気に入りでした。

ガイドブックでも有名な「スプーン屋のダイヤモンド」や「トプカプの短剣」は、あれだけ宝石が大きいと、私のような平民はガラスと思ってしまいますcoldsweats01。宝物館(撮影禁止)は、見学が進むにつれて、宝石の有り難みがだんだん薄れていくような・・・。

私の前で見ていた英語圏の年配の奥様は、宝石のアクセサリーをみながら、「私はこれがいいわ」的なことを、隣のご主人に話していました。

ちなみに、「地球の歩き方08~09」に掲載されていたよりも、入場料も日本語音声ガイド貸出料金も値上がりしていました。音声ガイドを借りるときには、パスポート(カラーコピーでも可でした)を預ける必要があります。

Dscf3026 ●そして、最後の観光は、地下宮殿。地下なので温かい。しかし、闇が赤っぽい照明で照らされており、幻想的で怖い。

特にメドゥーサの首は怖い。怖いので、私は写真撮影しませんでした。

●昼食も取らずにあたふたと半日観光を終え、現地ガイドと待ち合わせをしているホテルに帰る前に、チャンベルリタシュ駅近くの屋台で、シミット(トルコのゴマパン)を購入しようとする。

そこに、通りすがりのおじさんが人懐っこく話しかけてくる。何だ?と思っていると、英語で「シミット5つ下さいは、トルコ語でこう言うんだよ」と教えてくれて、頼まれもしないのに、シミット屋のおじさんとの間の通訳もしてくれる(シミット買うだけだから、通訳はいらないんだけど・・・)。

シミットを買い終えて、バイバイしようと思ったら、おじさんは、「友達が絨毯屋(あるいは、お土産屋と言っていたかもしれない。)をやっているから、ちょっとそこまで来ないか。本当にすぐそこなんだよ。ちょっと見るだけでいいから。」と・・・

これまで一度も会いませんでしたが、いやぁ、あれがトルコの客引きなのですね。私たちは、ホテルに帰る時間が迫っていたので、本当に時間がないの、ごめんなさい、ありがとう、さようなら、元気でね、でしたが。

●ホテルの帰り、無事帰国の途へ。

往復ともトルコ航空でしたが、往路よりも帰路のほうが、だんぜん機内食が美味しいです。さすがトルコと思ったのでした。

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トルコ旅行記13~イスタンブール観光3日目

●イスタンブール3日目の観光コースは、午前はアジア側、午後は軍事博物館と新市街散策です。

●エミノニュ駅近くのカドゥキョイ行き桟橋から船に乗り、アジア側へ。ガイドブックの写真などでは、青い空、青い海ですが、冬のイスタンブールは、どんよりとした雲と灰色の海です。オフシーズンだったせいか観光客は少なく、地元の人ばかりでした。

船の中でガイドブックを見ていると、隣の席のおじさんが興味深そうに覗き込みます。トルコ語で日本人かと聞かれたので、そうだと答えると、「ジュウドウ」とか「カラテ」とか知っている日本語の単語を話し出しました。トルコ語なので何を言っているのか分からないのですが、身振り手振りによると、船乗りで日本に行ったことがあるというような感じの話をしていたように思われます。

●アジア側では、トラムヴァイで市内一周する予定にしていました。ところが、ジェトン売り場に行ったら、理由はよく分かりませんでしたが、ジェトンを買えませんでした。切符売り場のおばさんは、指を4本立てながら何か説明してくれたのですが、トルコ語のため理解できませんでした。

仕方なくトラムヴァイの線路に沿って歩き始めましたが、一台もトラムヴァイの車体を見ない。走っているのはバスばかり。カドキョイのトラムヴァイは、廃止されたのでしょうか?

●アジア側の目当ては、フェネルバフチェ博物館。桟橋からは遠いといえば遠いですが、歩けない距離ではない。無料ですが、サッカーファンにとっては充実した展示のようであり、うちの宿六さんは喜んでおりました。

Photo ●お昼は、アジア側のロカンタ「ヤンヤル・フェンミ」(Yanyalı Fehmi)にて。このお店は、「地球の歩き方」にも掲載されていますが、美味しい上に、内装も落ち着いていて趣がありました。昨日行ったスェルケジ駅周辺のロカンタよりも、味もお値段も明らかに1ランク上のお店です。

ガラスケースを見ながら指差し注文して、2人で6種類(4皿)のお料理を注文しました。パシャ・ケバブ、キョフテ、ブドウの葉のドルマ、トマトのドルマ(中にはピラウが)、ほうれん草の煮込み、ピラウ。どれもこれもが、あぁトルコに来て良かった、あぁアジア側に来てよかった、という味です。

地元の人たちは、スープとメイン一皿を注文している人が多かったです。

●その後、再び船に乗って、今度は新市街のカラキョイ桟橋へ。

老舗バクラヴァ店「カラキョイ・ギュルルオウル」(Karaköy Güllüoğlu)で、トルコ一美味しいと云われているバクラヴァを食します。バターが濃厚、トロッとした蜜がたっぷり。「脳天が突き抜けるほど甘い」かと聞かれると、そこまで甘くはないかな。でも、甘いけど。

Imgp0470 今回の旅行では、5ヶ所でバクラヴァを食べました(カッパドキア2ヶ所、イスタンブール3ヶ所)。確かに、ギュルルオウルのバクラヴァは、最も濃厚で、味の輪郭がクッキリとしていました。お土産用の箱詰めバクラヴァは、ギュルルオウルのものでも、万人受けするようにマイルドになっているように思われます。

もっとも、日本人には、ギュルルオウルのバクラヴァは、濃厚すぎるかなぁ。しかし、こう書いている間にも、もう一度あの味を試してみたいと思わせるような、個性あるお菓子です。

それにしても、甘味処なのに、女性ではなく男性が多い。トルコ人のビジネスマンっぽいおじさんが1人で店に来て、バクラヴァ1皿(5個)とチャイを注文している。トルコの男性が甘いものが好きというのは、本当なのですね。

●バクラヴァで血糖値を上げた後、トラムと地下鉄を利用して軍事博物館に行こうとして、テュネル駅に向かう。しかし、地図を頼りに駅を探すも、辿り着かない・・・人に道を聞きながら辿り付いた駅は、シシャネ駅という地図にはない駅・・・

結局、「地球の歩き方08~09」の地図上のテュネル駅の位置が誤っていたようです。さらに、タクスィム駅からシシャネ駅まで、新しい地下鉄路線が伸びていました。現地に行かないと、分からないことが色々あるものなのですね。

●軍事博物館の目当ては、午後3時からの軍楽隊演奏です。向田邦子のドラマ「阿修羅のごとく」のテーマで、トルコの軍楽が使われており、ぜひとも生で聞きたかった。

華やかで勇壮で迫力のある音楽と衣装。高音の管楽器、シンバルや太鼓の音が腹に響きます。でも、赤や紺色のガウン姿は、どことなくおもちゃの兵隊のようで、かわいくもあります。「阿修羅のごとく」のテーマに使われていた曲も演奏され、大満足でした。

軍事博物館は、とにかく広くて、ものすごい数の展示物があります。軍事フリークにはたまらないことでしょう。私たちは、軍楽演奏の後、1時間くらいしか見学できなかったので、さらっとしか見ただけでした。

●その後、軍事博物館からタクシィム駅まで歩き、さらにイスティクラール通りを散策です。

疲れていたせいもあるかもしれませんが、わざわざトルコ旅行に来て、ここを散策する必要はないな、と思いました。同じ気分を味わいたいのであれば、新宿や渋谷で十分です。旧市街よりも、洗練され美味しいレストランはあるのかもしれませんが、少なくとも目当てもなくぶらぶらして楽しいとは思えなかった。

●ガラタ橋から旧市街に戻るとき、エミノニュの地下街を通ります。この地下街は、旅行中に何度か通りましたが、何度通ってもアメ横そっくりと思ってしまいました。

一日中歩き疲れて、スルタンアフメット駅近くの甘味処でステュラッチとチャイ(と思ったら、リプトンでがっかり)で夕飯代わりに。

●ちなみに、軍事博物館からタクシィム駅に行くまでの通りで、「地球の歩き方」にも情報が載っている「靴磨き屋詐欺」を目撃しました。目の前を歩いている靴磨き屋さんが大きなブラシを落としました。ブラシが地面に落ちたときに大きな音がするのに気付かない靴磨き屋さんって、いないですよね?!皆さんも気をつけてね!

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トルコ旅行記12~イスタンブール観光2日目午後

●荘厳なアヤ・ソフィア博物館。当然のことながら、有名なモザイク画を第一の目的としていましたが、日本の観光地のような親切を尽くした案内表示がある訳ではないので、ずいぶん右往左往してしまいました。大ドームも、周囲の回廊も、広い広い・・・

モザイク画は、ほんとうに見事でした。特に、聖母マリアと洗礼者ヨハネを左右にしたキリストのモザイク画は必見です。その表情は、キリスト教信者ではなくとも、見つめざるを得ず、敬虔の念を起こさせます。

陳舜臣さん「世界の都市物語イスタンブール」(文春文庫)は、良い手引きです。

●その後、スュレイマニエ・ジャーミィへ行きましたが、2009年2月現在は改装中で、肝心の部分は見ることができませんでした。残念。

ちなみに、スュレィマニエ・ジャーミィでは、女性はスカーフ着用必須で、貸与してくれます。「地球の歩き方」では、「寄付歓迎」と記載されていましたが、入口に受付所があり、実際には寄付をしないと入りにくいような雰囲気でした。1YTLを支払ったら、寄付証明書のようなものをくれました。

Imgp0414 ●規模は小さいけれどもお薦めは、リュステム・パシャ・ジャーミイです。内部に張りつめられたイズニックタイルがすばらしい。

イズニックタイルの美しさでは、スルタンアフメット・ジャーミィが有名ですが、あまりにもドームが大きいため、その規模と量に打ちのめされ、美しさをしみじみ味わうといった感じがしません。しかし、リュステム・パシャ・ジャーミィでは、繊細な文様と色を間近に感じることができます。

私たちが見学しているときに、エザンが鳴り響き、お祈りの時間が始まってしまいました。出るに出られずどうしよう・・・と思っていると、係のおじさんから、絨毯から出て下駄箱の後ろにある窓際スペースの椅子に座っているように指示されました。

静かに座っていると、おじさんたち(女性は、おばあさん1名がいたくらい)がわらわらとジャーミィの中に入ってきて、お祈りを始めました。ジャーミィのすぐ近くの商店で呼び込みをしていたおじさんもいましたので、近所の檀家の人たちが集まってきたという感じなのでしょうか。そして、お祈りが終わると、皆さんは、余計なおしゃべりをすることもなく、それぞれ、すたすたと外に出て行きました。

お祈りは、ここでは日常なのだなと思いました。

●そして、エジプシャン・バザール散策。買い物をしなくても、活気があってカラフルで、見ているだけで楽しいです。

私たちは、干しイチジクとピスタチオを買い、お土産にしました。干しイチジクは、日本できれいにパッケージされているものより見掛けは悪いですが、安くて美味しいです。お店により値段に差がありますので、あちこち見て回ってから買ったほうがよいでしょう。

ただし、お釣りをごまかそうとしたお店もありましたので、ご注意下さい。

●2日目午後の夕飯も、ロカンタでした。スィルケジ駅近くのロカンタ街をふらふらして、エティシュ(Et-İş)の近所にある「Kasap Osman Et Lokantası」に入りました。呼び込みをしているおじさんと目があってしまったので、入ったのですが、チョルバとキョフテを取り、どちらも美味しかったです。

トルコは、本当に何を食べても美味しい。

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2009年3月15日 (日)

トルコ旅行記11~イスタンブール観光2日目午前

●イスタンブール2日目の観光コースは、ドルマバプチェ宮殿、アヤ・ソフィア、スュレイマニエ・ジャーミイ、リュステム・パシャ・ジャーミイ、エジプシャン・バザールです。

しかし、2009年2月現在、スュレイマニエ・ジャーミィは、大改装中で、肝心なところは何も見られませんでした。遠いところを歩いて行ったのに残念despair

●ところで、2月のイスタンブールは、天気は悪いし、とても寒い。朝は温かいものが食べたかったので、ホテルの朝食はパスして、スィルケジ駅周辺のロカンタへ。

チョルバ(スープ)とエキメキ(パン)です。

地球の歩き方にも、「エティシュ」「バルカン」といった煮込み屋が掲載されていますが、この店の一帯には、ロカンタが並んでいます。カンで選んだお店は、たまた「エティシュ」(Et-İş)でした。

トルコのスープは濃厚でおいしい。
パンを浸しながら食べるのはもっと美味しい。happy01

●お腹を満たしたところで、トラムヴァイでドルマバプチェ宮殿へ。開始時間の9:00ちょっと前に付きました。

個人の観光客も何名かはいますが、多くは団体客です。韓国のツアーとトルコの学生(高校生くらい?)の団体。トルコ人にとっても、ドルマバプチェは、見るべきところなのですね。

114セラムルクは、どこもかしこも、きらびやかで豪華で、広くて大きい。アジアっぽい雰囲気もありますが、全体的に受ける印象は、ヨーロッパ調です。オスマン・トルコは、ヨーロッパと張り合っていたのだなぁと思いました。

写真は、私がステキだわと思ったキャンドルスタンドです。これでも、高さは、おそらく150cm以上はあります。

ガイドブックには、ヴィクトリア女王から献上されたバカラ製の巨大なシャンデリアが載っています。しかし、巨大なシャンデリアは、これだけではありません。

いくつもの巨大なシャンデリアを見て、そろそろ巨大なシャンデリアを見慣れた思ったところで、最後に、これまで見たことのないような巨大で豪奢なシャンデリアに、ど~んと遭遇します。

やはり、大きさは力?

●セラムルク見学の終了時に、ガイドから、「私のガイドは、ここまでです。ハレム見学は、別のガイドが付きます。セラムルク見学だけの人は、出口を出たら右へ、ハレムも見学される方は左へ行って下さい。」という趣旨の説明が、英語であります。

115_2セラムルク見学でも、少しだけハレムを見ることができます。なので、この説明を聞き逃すと、ハレム見学も終わったんだと勘違いしてしまいそうです。注意しましょうflair

ガイドの指示どおりに左に向かうと、宮殿の裏の方にハレム見学の入口があります。しかし、すぐに見学できる訳ではありません。ハレムの見学ガイド開始まで、20分ほどあります。

雨が降って寒く、外にいたら凍えてしまいそうなので、ハレム見学入口の筋向かいにあるカフェでお茶をしながら待ちます。

●ハレムは、意外にも、セラムルクと比べると質素で落ち着いた印象を受けました。とは いっても、比較の問題に過ぎず、一般人の感覚からすれば、豪華なことには変わりはないのですが。

写真は、ハレム内にあるスルタンの使う浴室。タイルが美しい。ボスポラス海峡が見える窓もあります。

●セラムルクとハレムの両方の見学を終えると、もうお昼の時間です。

この日のお昼は、ガラタ橋のたもとで有名なサバ・サンドです。「ブユルン、ブユルン」という威勢のいいかけ声とともに、食欲をそそるサバの臭いが・・・。

いやぁ、ボリュームもあり、美味しかったです。サバとタマネギのスライスが挟んであるのですが、サバとタマネギは合いますね。日本人にも好まれる味です。

日本に帰ってきて、自分で作ってみたいなぁと思っているものの1つです。

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2009年3月10日 (火)

トルコ旅行記10~トルコのお巡りさん

今日はちょっと寄り道して、トルコのお巡りさんの話です。

●「トルコは兵隊の多い国である。」「それから兵隊だけでなく警官の数も多い。」と書いたのは、村上春樹さんです。

本当にそのとおりです。トルコは兵隊と警官が多かった。

ギョレメ野外博物館を警備しているのは、兵隊さん(ガイドは、「憲兵」という言い方をしていました。)。イスタンブール市内の観光施設を警備していたのは、警官でした。

イスタンブールでは、背中に「Polis」と書かれた制服の人がうようよしています。歴史地区の観光施設の中にも外にも、トラムヴァイの駅にも。

トルコ語では、日本の総合警○保○にあたる会社を「Polis」と言うのだと、勘違いしてしまいそうでした。

●このお巡りさんたちは、あまり忙しそうには見えません。むしろ観光客のしていることに興味津々のようです。イスタンブールでは、観光客なんか珍しくないと思うのに。

 3日半の間、毎日のように利用していたチャンベルリタシュ駅のお巡りさんには、どうも顔を覚えられたようです。トラムヴァイに乗るたびに、にっこりされ、そして、電車を待つ間、じろじろ見られていたような気がします。

 アヤ・ソフィアでは、婦人警官にどこから来たのか聞かれました。日本からだと言うと、「コンニチワ。オゲンキデスカ。」と日本語を披露してくれました。私たちが陳舜臣さんの文庫本を読み上げながら見学していると、斜め後ろから、好奇心いっぱいの顔で文庫本を覗かれました。

 見られてるな、と思って、さっと振り返ると、顔を横に向けて見ていなかったふりをするお巡りさんも結構いるんですよね。

●でも、カッパドキアのガイドの様子からみると、トルコでは、憲兵や警官は関わると面倒な存在と考えられているようです。なので、私たちにそれに倣って、トルコのお巡りさんの写真はありません。

帰国してから、村上春樹さんの「雨天炎天」を見返したら、警官の写真を撮るのは厳禁と書いてありました。

今ではどうなのでしょうね?
私たちは、チャレンジしなかったけれども。

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2009年3月 8日 (日)

トルコ旅行記9~イスタンブール観光1日目

●カッパドキアを2日間堪能した後、イスタンブールでは、3日半を過ごしました。初日の午前中は、ツアーに日本語ガイド付きの半日観光がついていましたが、そのほかは、自由行動です。

金曜日~月曜日の観光でしたが、日曜日はバザールが休みで、月曜日には多くの博物館が休みです。パズルを当てはまるように、3日半の観光の予定を立てました。

●1日目の午前中の半日観光は、スルタンアフメット・ジャーミイ(ブルー・モスク)、ヒッポロドーム、カペル・チャルシュ(グランド・バザール)です。

スルタンアフメット・ジャーミィは、実はもっと真っ青な空間だと期待していました。でも、思ったよりも、青い空間だという印象は受けませんでした。地球の歩き方には、緑の絨毯と書いてありましたが、私たちが行ったときには、青のチューリップ柄が描かれた赤の絨毯が敷かれていました。

ちょうど、髭を生やした初老の方が、絨毯に掃除機を掛けている最中でした。やっぱり、モスクでも掃除機を使うのですね。

113壁に張りつめられた青と碧のイズニック・タイル、窓のステンドグラス、高い高い丸天井の模様、どれをとっても美しい。でも、あまりにもモスクが大きいために、特にイズニック・タイルは遠すぎて、下からでは細かい模様まで見えない。オペラ・グラスを使って観察しました。

写真は天井です。それほど真っ青ではないのです。

ヒッポロドームは、何といいますか、広場に何の統一性もない3本の柱が立っているという感じです。昔々からこうだったと思うと、不思議な気分です。

カペル・チャルシュは、ふらふら見ている分には、色々なお店があり、見た目もカラフルで楽しいです。

でも、高級な貴金属や古美術類を真剣に交渉して買おうとするならともかく、気軽に手の届く範囲のもので、本当に欲しくなるようなものが売っているのか?と問われると、そうではないかもしれません。 

村上春樹氏は、「雨天炎天」で、「有名なグランド・バザールには見るべきものは何もない」と言っています。そんなにひどくないと思いますが、まぁ、言わんとすることは分かるような気もします。

●1日目の午後は、国立考古学博物館です。

博物館はとにかく広くて、たくさんのものが置いてあり、1つ1つ丁寧に見ていたら、丸1日あっても足りないことでしょう。結局、見所と言われているところを重点的に見ました。それでも、優に3時間半は掛かりました。

やはりすばらしいのは、「アレキサンダー大王の石棺」でしょう。臨場感あふれる戦闘シーンが彫刻されています。馬上のアレキサンダー大王の勇ましさのみならず、追われて恐怖の色を浮かべる敵の戦士、馬に踏みにじられ死亡している戦士も必見。

もっとも、夫は、その隣にある「嘆き悲しむ女たちの石棺」のほうに、心を動かされていたようです。石棺のレリーフを見ると、紀元前から、観察眼の鋭い芸術家がいたことを実感します。

200902202300001_3装飾タイル博物館のタイルも、良かったです。スルタンアフメット・ジャーミィでは、イズニック・タイルに顔を近づけて、まじまじ見られなかったのが残念だったのですが、ここでは間近で見られます。

携帯カメラで、正面の壁タイルの写真を撮り、待ち受け画面にしました。

●実は、国立考古学博物館の後に、地下宮殿の観光を予定していました。「地球の歩き方'08~'09」には「~19:00」と書いてあったからです。

しかし、この情報は誤っており、2009年2月現在の地下宮殿の開館時間は「~17:30」でした。地下宮殿に着いたときには、17:30を過ぎており、残念ながら、後日に行くことにしました。

●初日の昼食は、スルタン・アフメット駅周辺のケバブ・サンド(4TL)。夕食は、歩き疲れたせいかそれほどの食欲もなかったので、街でシュミット、トマト(冬のトマトでも、日本の夏のトマトよりも美味しいと思う)、アイラン、ケシュキュル(Keşkül)という名のミルクプリンのようなお菓子を買い、ホテルの部屋で済ませました。

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2009年3月 4日 (水)

トルコ旅行記8~カッパドキアでの食事

カッパドキアでの食事について書きます。

●朝食は、ホテルで取りました。「トルコ旅行記3~ホテル選び」のとおり。

カッパドキアでは、昼食を2回、夕食を1回を取りました。いずれもツアーの中に含まれているレストランでした。

●1日目の昼食

ウフララ渓谷を散策した後、Belisırma(という村のBelisırmaというレストラン)で昼食を取りました。渓谷の脇に立っているレストランです。

111 ガイドの日本語説明によると、メインは、私が「鶏肉の壺焼き」、夫が「牛肉の壺焼き」ということです。しかし、出されたものを見ると、「壺焼き」というよりは、「石焼き」でした。味付けされたお肉とピラウを石皿に盛り、石皿ごとオーブンで焼くという料理でした。

トマトのスープ、サラダ、エキメキも付きました。

食べたときは、とても美味しいと思いました。しかし、後からもっと美味しいものを食べたので、ふり返ってみると、トルコでは普通の味なのでしょう。

レストランのバルコニーの広さと立地(渓谷のすぐ脇)を考えると、夏のシーズンには、観光客が押し寄せるような店だと思われます。
このような店であっても、そこそこの料理を出すということは、やはり、トルコは全体的に食事が美味しいのだと思いました。

●1日目の夕食

「地球の歩き方'08~'09」にも掲載されている、ギョレメのディベッキ(Dibek)というお店でした。

地球の歩き方にも書いてあるとおり、床(もちろん絨毯が引いてあります。)に座るスタイルのお店です。テーブルは、日本のちゃぶ台のようでした。雰囲気はいいのですが、冬に地べたに座るのは、やっぱり寒いです。なお、シーズンオフにもかかわらず、結構お客さんが入っていました。

ツアーでしたが、お料理をセレクトすることができました(ただし、5時間前に予約しなければならないというテスティ・ケバブは、注文できませんでした。)。2人で、スープ2品、メイン2品、サラダ1品、バクラブァを注文しました。飲み物は、別料金でグラスワイン2杯とチャイ2杯。

お料理の写真を取り忘れてしまったのが残念。

このお店で、もっとも印象に強く残っている料理は、メインのうちの1品である「白インゲン豆の煮込み」す。高橋由佳利先生の「トルコで私も考えた」に、トルコ人は、白インゲンのスープが大好きと紹介されていたので、どんなものか食べて見たかったのです。羊肉でしっかりと出汁を取ってありました。日本にはない味でしたが、美味しかった。

●2日目の昼食

洞窟レストランのUranos Sarıkayaで、いただきました。ネットで見ても、このお店はツアーでよく行くお店のようですね。私たちが行ったときも、広いお店にもかかわらず、各国の観光客でにぎわっていました。

ツアー御用達のお店にもかかわらず、本当に美味しかったです。カッパドキアで食べたお料理の中で、このお店が一番でした。

112名物は、壺焼きケバブです。縦長の壺の中でケバブが調理されており、サーヴするときに、目の前で壺のふたを外して、中のケバブをお皿に盛ってくれるという演出があります。

柔らかいお肉と野菜が一体となって煮込まれており、やさしい味です。日本人にも好まれると思います。

もちろん、しっかり味付けしたピラウも添えられています。

これ以外に、ほうれん草のスープ、白インゲン豆の煮込み(このお店のスープの出汁は牛肉でした。)、デザート、エキメキも付きますので、お腹はぱんぱん。でも、美味しいから食べられてしまう。

●ちなみに、2日目の夕食は、カイセリ空港からアタチュルク空港までの国内線の機内食で済ませました。さすがにお昼のボリュームがあったので、夜までお腹がすきませんでした。

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トルコ旅行記7~カッパドキア観光2日目

●カッパドキア観光2日目。本日もツアーの定番ルートです。

エセンテペのスリー・シスターズ岩
デブレント谷のラクダ岩
パジャバー地区の3本キノコ岩
アヴァノスの陶器工房
昼食(洞窟レストランのUranos Sarıkaya)
ギョレメ野外博物館
ギョレメ・パノラマ再訪(1日目と少し違う位置から)
ウチヒサールの要塞(遠くから見る)
ハトの谷
ローズ・バレー
オルタヒサールの要塞(遠くから見る)

●カッパドキアの奇岩群、ギョレメ野外博物館のすばらしさについては、他のサイトにたくさん紹介されているとおりです。ここで敢えて重ねて述べるまでもありません。

写真では見慣れていても、現地で自分の眼で見ると、見慣れたなんて、とんでもない。行って、絶対に損はしません!happy01

●パジャバー地区は、周囲が公園のように、遊歩道が整備されています。また、2階くらいの高さにある洞窟に梯子をかけて、内部に上れるようになっていました。かなり滑りやすいですが。

●知識では理解してはいたものの、イスラムの国に来て、これほどキリスト教施設を見学するとは、思っていなかったことも確かです。

初期のキリスト教や東方のキリスト教の歴史について、きちんと勉強していれば、より興味深く見ることができたと思います。

下の写真は、野外博物館の中のサンダル教会のフレスコ画。
フレスコとはいっても、漆喰を塗る先から乾燥していくので、純粋なフレスコとも違うということです。

キリストの生誕の場面。向かって右手の壁は三人の博士です。

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●ちなみに、私たちは、野外博物館で、最も壁画の保存状態が良いとされているカランルク・キリセ(暗闇の教会)を、見学しませんでした。
別料金であり、もともとのツアーに含まれていなかったからです。

ツアー終了後に考えると、ツアーに私たち以外の客はいなかったので、「見たい」と言えば、見ることはできたでしょう。ガイドを車に待たせてでも見ておくべきだったと、後悔しました。

ツアーに入ると、時間の節約にもなりますが、すっかり思考停止状態になってしまうのがいけませんね。

ツアーで野外博物館に行かれる方は、カランルク・キリセもツアーの中に入っているかどうか確認するとよいでしょう。そして、入っていないときには、可能であれば、別料金でも見たいと交渉されるとよいかと思います。

ウチヒサール、オルタヒサールの要塞は、「地球の歩き方'08~'09」を見ると、城壁の内部に上ることができることになっています。
しかし、2009年2月現在は、上ることはできませんでした。遠くから見ただけです。

ガイドの説明によると、ウチヒサールの要塞で、数年前にイタリア人の観光客が転落した後、危険だということで、上ることができなくなったそうです。

やはり内部を上れず、外から見るだけだと、感動は薄いかな。

●しかし、異世界のようなカッパドキアの風景の中で、オルタヒサールは、妙にトルコ人の生活のリアリティが感じられました。

要塞の周囲の村は、住居として利用していたと思われる洞窟部分が崩れかけて使えなくなっても、その上の部分の崖を利用して、積み重ねられるように建物を建てています。その様子は、急斜面に張り付いているかのようです。

車中から見る限り、活気がある、という印象は受けませんでした。少しうらぶれた田舎の村という感じです。

しかし、ときどきゆっくり道を歩いているお爺さんがいます。寒い中なのに、子どもが外で遊んでいます。エザンの放送とともに、野良犬の吠える声が聞こえます。ときどき車も通ります。

そういう、ごく普通の光景を離れて見ていると、当たり前のことですが、ここにも生活があるのだ、ということが、リアルに感じられました。

冬の寒い曇り空の下だったので、そんな風に見えたのかもしれません。青空のもとで見れば、また違うかも。

下の写真が、私の見たときのオルタヒサール。

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●そうそう。アヴァノスの陶器工房は、希望していなかったのに、連れて行かれました。でも、買わないとしても、きれいなお皿を沢山見られたのは、よかったです。

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